「ピカピカ泥だんご完成!」
|Posted:2013/05/12 17:55|Category : ルラポポ夢くらぶ|
ルラ&ポポの3周年記念イベント「光る泥だんご大会」が終りました。
参加者25名の内、3分の2が幼児から高校生、3分の1が大人というバラエティーに富んだ顔ぶれ、その参加者の多くは初心者です。なので複雑なことはせず単色の泥だんご作りとし、黄色・ピンク・緑・青・紫の5色から好きな色を選択しました。
指導は土絵作家の三木きよ子先生。 前日に100人参加という驚くべき数の泥だんごの会をこなし、「もう、ヘロヘロ~」が第一声でしたが、一旦準備に入ると、シャキッとというか凛とした風情で手際のよいこと!、これはみんな左官職人である師匠から学んだとのことです。凄い!流石!と驚いている間に参加者到着。前日の会での人気No.1は紫だったとのこと、さてここでは何色が1番人気だったと思いますか?…そう、緑でした。
既に「真球」と言われる泥だんごが上塗りを残すだけとなって登場。今回のイベントでは色付けと磨きのみ、しかしこの作業だけで2時間を要します。日本古来の左官磨きに大津磨きというのがありますが、そのやり方を球体である泥だんごにしようというのです。左官では平面を塗るのにコテを使いますが真ん丸だんごにはその道具は使えません。
そこで登場するのがフィルムケースと梅酒の小さな瓶!これを集めるために三木先生は梅酒を飲むんだそうです(?)が、だんご磨きには欠かせない道具なのです。
さて、下は3才から上は何才かわかりませんが、色を塗り乾かし又色を塗り、そしてひたすら磨く作業を約2時間、皆さんよくがんばりました。
今回は大会と称するイベントなので完成品の中からどの泥だんごがピカピカか…を審査します。どれも甲乙つけがたい出来栄え。審査の仕方は誰のか分からないように並べられた泥だんごに参加者が票を入れていき決めました。4票集めた2名が優勝し、高校生のさくらさんはシックな泥だんごの一輪挿し、泥だんごベテランの小4ひろなさんは大きくてきれいな鈴だんごを三木先生からいただきご満悦。2位は3票を集めた3人(大人2名と小学生1名)がジャンケンでルラポポ賞(メノウの丸玉)や三木先生作の泥だんごをいただきました。
その他の人はご師匠が一つひとつ手づくりされただんご置きの台座や水晶などの参加賞を貰って終了となりました。最後に「体力と気力がある小学4年生以上が朝から夕方まで取り組めば泥だんごを最初から作れる」と聞いた参加者の何人かがやりたい!と名乗りをあげ、泥絵(土絵)をやってみたいという声も上がり、それなら夏のイベント「ワクワクワーク」のメニューに入れようか…と、只今思案中です。まとまったらお知らせします。
参加された皆さんありがとうございました。
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