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夏のイベントを終えて

夏のイベント、「わくわくワーク」が終わりました。

参加した子ども達は、もしかしたらその時作ったものを夏休みの作品として 学校に提出したかも知れない…、そう思っただけでクスッと笑いがこぼれます。

最初は「鉱物万華鏡作り」でした。小さい筒の中で自在に変容する万華鏡の世界は、一度覗くとすっかりはまってしまう不思議な魅力でいっぱいです。
筒の外側はそれぞれがオリジナルのマーブリング染めで装いましたが、その時点で既に世界でただ一つの万華鏡が出来つつあります。そして肝心の模様を構成する鉱物も、それぞれ、水晶、フローライト、ローズクオーツやペリドット等といろいろと入れ換えながら覗いて見てみますと、あちらこちらから大歓声!その度に「見せて、見せて」と手が伸び、互いに見せあいっこが始まりました。
水晶のさざれ石だけを入れると氷の結晶を見ているかのようですし、色のついた鉱物の模様はまるでお花が開いたり閉じたり葉っぱが出たり、植物の世界のスライドショウのようです。さらには、ビーズ、型抜きの紙、おはじきなど、これはという物をいろいろ取り混ぜ組み合わせて覗いてみましたが、その都度予期せぬ模様が現れ、きれい!きれい!の連発です。出したり入れたり、時間はあっという間に過ぎていきました。最終的には「これぞ私の」…というお気に入りの組み合わせを見つけ終了しましたが、付き添いだったはずの大人も全員加わり、マイ万華鏡作りは大盛り上がりでした。筒の中に展開する予期せぬ模様は、瞬間瞬間の結晶のように姿を現しながら見る者を魅了し心を癒していきます。

そういえば、どこかの誰かが、万華鏡セラピーなるものを考案して普及させているそうですが、確かに、精神の活性化やボケや認知症などの予防等には効果がありそう…と思いました。何故なら、私自身の気持ちが万華鏡を覗いている内に生き生きし、自然に笑顔になっていくのを感じたからです。
きっと疲れた心や鈍くなった感性に働きかけ癒してくれる力があるのでしょうね。そんなことから始まった「わくわくワーク」でしたが、本当に久しぶりに子ども達の純粋さと出会い、内在する力に接することが出来ました。

化石発掘やアンモナイト磨き、コーパル磨きでの子ども達は、ただ単にひたすら掘るだけ、磨くだけの単純作業に全心身を傾けるのです。そして、なんと、子ども達はそこでも歓声をあげながら目を輝かせます。化石発掘では…「出てきた出てきた!これはなんだ?」と興味を膨らませ、アンモナイトやコーパル磨きでは…「ワァー、光ってきた!」と誰かが叫べば「どこどこ?あっホントだ!」と喜び、1時間、2時間と続く作業に集中し没頭しているのです。教育の現場を離れてしまった私は、子ども達にはこんな能力や感動する心があるんだということを忘れてしまっていました。子どもを色めがねで見ている訳ではありませんが、つい、子どもが本来持っている潜在的な力よりも、外に現れがちな落ち着きの無さやうるささが気になり、斜め目線で安易に批判してしまうことさえあります。「わくわくワーク」で子ども達の素直な姿に触れ感動することができ、とても嬉しい夏のイベントになりました。参加してくれた子ども達、お母さん達に感謝しています。

そうそう、忘れてはいけません。染め物のワークでは親子や姉弟の素敵な関係がたくさん見られました。
型染めでは、事前に用意された型紙を使って自由に構成して色づけするのですが、それだけでは終わらず、絞りや藍染めを加え独創性を発揮する子もいます。圧巻だったのは、子どもが描いた絵をお母さんが切り抜き、それをTシャツや布のバッグに型染めした作品です。何がすごいかっていうとこの協力体制です。子ども時代の今しか描けない絵、その子にしか描けない絵、それがTシャツの柄となって生まれかわるのです。思わず「このクワガタ恰好いいな!とホレボレ」してしまいました。「このトンボの絵を貸して?、この蟻も…!」と、子どもが描いた絵の型紙を借りて、私も布の手提げ袋を染めました。子どもと大人のコラボレーションで出来た作品には味わい深いものがあります。これはお母さん達みんなにやって欲しいと心から思いました。だってご自分のお子さんの絵をTシャツやバッグに染めるなんて、ものすごく素敵なことじゃありませんか?記念に残るTシャツやバッグが出来上がること請け合いです。

さらに染め物ワークで大人がはまったものがありました。
それは藍の生葉の叩き染めや藍染めです。絞りやステンシル、手描きを加えての独自な作品作りの面白さ、これは堪らない魅力です。
結局、やめられない止まらない…となり、今後も月1回の教室として染め物を継続しようということになりました。この夏のイベントでの収穫は、どれも親子で参加でき、親子で楽しめたことです。親子一緒に共通の創造体験ができたことは、子ども達の心のアルバムに印象深い映像となって貼付けるられることでしょう。
今後継続される染め物に、面白そう!と心がワクワクされた方は、親子で、或は大人のみ、子どものみ(一人で参加出来る年令の場合)で是非ご参加ください。お問い合わせくだされば個別に開催日時をお知らせいたします。
わくわくワークにご参加の皆様、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました。
マーブルリング染め
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プロフィール

popo

Author:popo
●笹井鳩子profile

 中央林間にある大和田園幼稚園に6年、横浜鶴見の橘幼稚園に34年勤務。(内28年を園長として、2年を顧問として務める。)
長い間幼児教育の道を歩む中で、シュタイナーの人間学に出合い教育観を深める。
また、経験を通して「人は人の中で人となる」を実感する。
退職後、「自らの手で作る喜びを味わう」・「人が出会い絆を結ぶ」、この二つを実現すべく、創造と交流の場として『創造空間Lula & Popo』を開設。

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